地域の健康データ

　福島県は、全国と比較し、高血糖・高血圧に由来する疾患の頻度が高い傾向にあります。
例えば心疾患や脳血管疾患についてみると、平成25年の福島県ではこれらの疾患が死因となったケースが全国平均に比べ高くなっております。

　白河市の健康診査結果においても、血糖・血圧に関するデータは、全国平均と比べ高い傾向にあります。特に、「高血糖かつ高血圧」の割合が全国平均の1.23倍となっています。高血糖や高血圧を放っておくと、将来的に、心疾患や脳血管疾患等になる確率が高くなります。
　実際に統計上では、白河市民の死因のうち「脳疾患」と「糖尿病」の割合が、全国平均より高くなっています。

　高血糖や高血圧には明らかな症状がないので、放置されがちです。これにより、生じる疾患の多くは、以前は「成人病」と言われ成人の病気とされていましたが、幼少期でも食生活を含めた生活習慣に起因して発症することから「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。生活習慣病の予防には、子どもの頃から、糖分や塩分、カロリーを抑えバランスのとれた食事と運動、また適切な睡眠が大切です。
▶健康レシピメニューを見る

 白河周辺地域の農作物収穫カレンダー

健康に関するご相談があれば、お気軽にご相談ください
白河市相談窓口
白河市役所健康増進課（中央保健センター）
白河市北中川原313　TEL.０２４８－２７－２１１２